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zoom RSS 397.自宅で安全に経口摂取する方法について

<<   作成日時 : 2017/05/11 22:55   >>

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☆嚥下:(えんげ)飲食物を飲み込むこと
☆誤嚥:(ごえん)飲食物などが誤って気管の中に入り込むこと

夫が入院中、受けていた嚥下リハビリ担当の言語聴覚士さんが

ご自宅で安全に経口摂取する方法について
というレポートを私のために作ってくださいました。

ここに残しておこうと思います。

[現在の状況]
・誤嚥(=気管に食物が入っても)しても、むせがみられないことがあります。
・水や固形物はゴクンと飲む前に気管に入ってしまいます。
・食物が固い形状になればなるほど、喉に溜まりやすいです。
 さらさらした水であればあるほど、ゴクンが間に合わず、気管に入っていってしまいます。
 ゼリー状が喉にゆっくりおち、滑りやすく喉に溜まらず、一番誤嚥のリスクが低いと思われます。
・造影検査では2口連続で食べさせると、多量に食物が喉に残り、喉に食物があふれ気管に垂れ込みそうになっていました。
→一見、うまく飲み込んでいるようでありますが、誤嚥のリスクが非常に高いです。
このまま注意せずに食べ続けると、再び肺炎になってしまう恐れがあります。

[対応]
・30度 枕をやや高めにし、しっかりと顎が引ける姿勢で(顎の下に指4本分入る程度)

・造影検査では、ゼリー状のものが一番安全でした。
 1口(3cc程度)を3,4分割して飲んでいます。口の中にゼリーはないですが、目視できない喉の奥の方に残っています。全部飲み終わるまで、しっかりと喉元を確認してから次の1口を介助してあげてください。
100gほどのぜりーに10分程度かかるとおもってください。

・時折、冷たく冷やしたスプーンを舌の上に置き唾を飲み込ませて、喉に残ったぜりーをクリアすることを実施してください。

・水分を飲ませる場合はトロミをつけてください。
100ccに1g程度のトロミ剤を入れてください。ドロドロしすぎるとかえって喉に溜まりやすくなります。

・食べ始めには口腔ケアをし、痰を除去するための吸引をしてください。
 食べ終わりにも、口腔ケアと吸引をして、喉に残ったゼリーなどを除去してください。
・食べている最中に強いむせがあったり、軽いむせが続く場合も吸引が必要です。

・同じ形態、同じ量(1口は少なめ、3〜5cc程度)の食べ物を、1週間位しばらく同じ物を継続して摂取してもらうと良いです。(ぜりーならゼリー、トロミ茶ならトロミ茶で続ける)
(ぜりーは果物など固形物の入っていないものにしてください。)
もし、肺炎になった時に、何の食べ物をどの位の量たべたことで肺炎になったかということがわかりやすいからです。

そうやって確認しながら食べられるものを増やしていくと良いと思います。


図入りでした。

退院直前に用意して病室に置いてありました。
STさんの「嚥下リハビリで食べられるように」という熱意が伝わります。
「食べられません、といって止めてしまうことは簡単です。」とも仰っていました。
「食べさせたい」という私の思いも「わかります」と共感していただけました。

今、何度も読み返し、食べることは毎日欠かさず続けています。
ぜりーは少しゆるめに手作りしてしています。

確かに、今日も一見上手に飲み込んでいるようでしたので、吸引しないでいると、時間が経ってゼロゼロの咳をしていました。
吸引すると落ち着きました。
元気になると、吸引を嫌がって手で払おうとするし、顔をしかめて訴えるので可哀想になってやり難いです。
でも、今日は上手く痰が取れました



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