一歩前進 〜意味性認知症の夫と〜

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zoom RSS 409.「食べること」

<<   作成日時 : 2017/06/01 16:18   >>

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誤嚥性肺炎の疑いで入院となった時、夫は食べたくても食べられないという感じでした。
口に入れても飲み込めなくて、辛そうに頭を抱えていました。
入院直前は、すぐに口から出して少しも体に栄養が行かず、点滴だけでした。

入院して、経鼻管栄養になると、めきめきと回復しました。
経菅栄養なのに、口をもぐもぐさせるようになりました。
嚥下リハビリでゼリーが食べられるようになりました。
水分と固形物は誤嚥することがわかって、胃ろうになりました。

口腔ケア、吸引が必要な事、ゼリーやとろみはゴクンと飲み込むのを見ながら食べさせる事、などSTさんに教えていただきました。
「少しずつ食べられる物が増えるように」と励まされました。
「無理をしないように」と嚥下検査の映像ROMをいただきました。
誤嚥の可能性を忘れないようにしなくてはなりません。

退院して数日で、夫はタオルケットをしゃぶり出しました。
手で引き寄せて、程よい箇所を程よい大きさにして口に入れていました。
唾液でも誤嚥の可能性はあります。
ゲホゲホと咳き込むので止めさせました。
なければ諦めるようです。

時々、口に入れます。
ひとりで退屈な時が多いように思います。
ゲホゲホの音に気付くとしゃぶっていることがあります。
元気になって、食べたい様子。

「食べたいの?」
と聞いても答えられません。
たま〜に頷いて返事をしていたのですが、この頃はそれもありません。
「ふへ〜」という泣きそうな笑い顔で答えます。

食べたいのだと思います。
そして、私も食べさせたいです。

退院後から、ほぼ毎日ゼリーを食べています。
大きく口を開けて食べてくれます。

ゼリーはジュースやお茶などをゼラチンで固めた物。
通常の半分のゼラチンで柔らかめのゼリーです。


以前から読んで見たかった本を購入しました。
認知症患者摂食・嚥下リハビリテーション』
介護の現場の方のために書かれた本です。

画像

『認知症の嚥下リハ』について、改善しない嚥下障害、胃瘻、終末期についても詳しく書かれています。


『「食べることはいきること」である。「口から食べる」という行為は、最後まで残る自発動作であり、「家族がつくったものを口から食べる」という行為は、最後まで残る家族とのコミュニケーションでもある。』

『認知症に起因する障害は改善困難、訓練ではなく支援が重要、認知症はキュアできないからこそケアが必要』

図入りで説明もわかりやすいです。

後半の実践編の症例もとても参考になります。


現在、小規模多機能を利用し、週1回の訪問看護を受けているのですが、点数の関係でリハビリは受けられないようです。
とても残念ですが、小規模多機能で「食べさせる」ということはできません。


でも、「食べることは生きること」

この本を参考に、「食べてもらうこと」を続けたいと思います。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ららさん、こんばんは♪
訪問リハビリの件ですが、昨年、夫が肺炎で入院し、退院後の廃用症候群を予防するためということで、医療保険によるリハビリというものを受けることができました。
これは小規模のケアマネさんも知らなかったのですが、担当のPTさんから教えてもらったのです。確か、退院後、最初の診察から2週間の間は医療保険でリハビリができると聞きました。医師からの同意書が必要です。
でも、退院してから、最初の診察から、既に2週間以上経過してしまっていますね? ただ、今後のためにも一応確認しておいたほうがよいのではないでしょうか?

先日、夫が要介護3の認定を受けたものの、要介護2と受けられるサービスが増えない・・・という話をした時に、要介護4になると、小規模利用、車椅子、介護ベッド、訪問リハ週2回利用できていると言っていました。さらっと聞いただけなので、詳細には確認していませんが・・・
小規模利用の点数が高いので(それなのに、利用回数を抑えられることに対して納得いきませんよね)、それで大幅にとられていると思いますが、訪問リハを利用するために、何点不足しているのでしょうか?
 例えばですが、車椅子や介護ベッドを返却しても、訪問リハビリを行うだけの点数を出すことはできませんか? 経済的な事情が許すなら、ららさんのブログの写真で拝見したタイプの車椅子なら2万円以下で買えるかと・・・介護ベッドは中古で7万円台ぐらいからあるようです。
アワキビ
2017/06/01 23:45
アワキビさん
ありがとうございます。
退院後の医療保険によるリハビリ、わかります。
夫の場合は退院後訪問看護が必要でしたので、医療保険が使えるよう「特別指示書」を書いてもらいました。
2週間が限度のものなので、必要なら医師に書いてもらえばいいのですよね。
介護保険を使わずにリハビリを受けるのですね。

入院前までOTさんの訪問リハビリを週1で受けていましたが訪問看護が連日になって「点数オーバー」を言われました。
たぶん、今も週1の訪看が多いのかもしれません。
リハビリを継続したいという希望をOTさんにも小規模多機能にも伝えてあります。
ケアマネさんも施設長さんもとても忙しそうなので、もう少し待って、聞いてみようと思っています。

そうですよね。車椅子、介護ベッドの利用を止めればいいかもしれません。
身体障害手帳を持っていますので、ちょっと動いてみます。レンタルが簡単でいいと思っていました。
情報ありがとうございます。

小規模多機能の場合、「多機能」となっているので難しいところもあるようですね。

デイとショートステイと訪問看護とリハビリと入浴サービスと別々の事業所で受ける、というようなことをしなくても全部できるのが小規模多機能かと思っていたのですが、こうなると「看護小規模多機能型」になるのでしょうね。

入院前まで、とっても便利に使わせていただいていて、スタッフも良い方ばかりなので、できればこのまま在宅支援をお願いしたいと思っているのですが・・・・・
らら
2017/06/02 08:44

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