486.レスパイト入院を考える

すぐに入れると思って複雑な思いでいた特養に入れない。
手が痛くてお箸が持てなくても、夫の介護をしなくてはならない。
はてさて、どうしたらいいの?と夜、寝ながら考えた2月6日。
「そうだ! レスパイト入院」

2月7日(水)
訪問診療の日でデイはお休み。

レスパイト入院について調べました。
http://www.nyuuin.com/resupaito.html

貼り付けます。

レスパイトとは「休憩」の意味をもつ英語であり、自宅療法を受けている患者の家族が、一時的な外出や休憩、その他の介護を続けられない期間をサポートする目的で行われている医療サービスです。


受け入れてもらうための条件
レスパイト入院の受け入れ条件は、それぞれの医療機関により違いがありますが、おおむね以下のような基準が設けられているようです。

入院期間は2週間程度入院期間終了後は必ず退院し、自宅へ戻ることが条件となります。

重症・難病を抱えた、介護の困難な患者が対象ほとんどの医療機関では、レスパイト入院が可能なのは、介護の困難な患者に限定しているようです。


ショートステイ等との違いは?
在宅介護を行っている家族の介護負担を軽減する目的で利用するのは、本来ならばショートステイなどの介護サービスとなります。
レスパイト入院も一見似たサービスのようですが、実際には大きな違いがあります。

ショートステイなどの介護サービスでは、医療設備が整っていないために、全ての要介護者を受け入れることができません。

これらのような介護サービスを受けられない方のために、設備の整った病院で受け入れをしているのがレスパイト入院ということになります。

そのため、レスバイト入院では、介護保険ではなく医療保険を利用することができます。

医療保険を利用しているため、本来の入院と同様の料金となるようです。

通常の入院患者と同じ医療体制でのケアとなりますので、自宅での介護や、ショートステイなどの介護サービスのようなケアは期待できない場合もあります。

申し込み方法も各医療機関で異なりますが、まずは主治医へ相談してみるのが確実といえます。


東京都福祉保健局のページ

(3)在宅難病患者一時入院
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/nanbyo/zaitakunanbyo/ichijinyuin.html
 東京都では、在宅難病患者さんの在宅生活を支えているご家族等の介護者が、御自身の病気や事故等の理由によって一時的に介護ができなくなった場合、患者さんが短期間入院できるように、都内の病院にベッドを確保しています。
※利用理由には介護者の休息、在宅療養、受診・検査、仕事や家庭の事情等での外出、入院等があります。
※在宅生活とは、申込み時及び退院先は在宅であることを指します。


実施内容
入院期間
1回の申込みで入院できる期間は、原則、最長1か月間です。
ただし、年間(年度内)90日間の限度内で、繰り返し(複数回)利用が可能です。


予約受付

利用開始日の3週間前から申込みできます。
(ただし、人工呼吸器使用患者(24時間)については、利用開始日の1か月前から)

入院施設
東京都と委託契約を締結した病院
対象者
(1)東京都内に住所を有する方
(2)東京都難病医療費等助成対象疾病にり患している方
(3)家族等の介護者の療養、休息等の理由により在宅での介護を受けることが困難になった方
(4)常時医学的管理の下におく必要のある方

申し込み方法
ご利用については、患者さん若しくはご家族の方より、お住まいの窓口へお申込みください。
(1) 特別区にお住まいの方      ・・・保健所・保健センター等
(2) 多摩・島しょ地域にお住まいの方 ・・・居住地を所管する保健所


夫は前頭側頭葉変性症で難病指定をうけていますので、この制度が利用できます。
でも、実施内容や申し込み方法など手続きが面倒です。
ベッド数もわずかです。
すぐに利用は難しそう。



訪問診療の先生に相談してみました。

私「レスパイト入院を考えているのですが、病院をご存知でしょうか」
Dr「A病院の療養病棟でできますよ。予約が必要なので聞いてみたらいかがですか。お盆やお正月は満室になるようですよ。診療情報提供書が必要なら書きますよ。」
と教えていただきました。

ショートステイについても、以前に先生からご提案いただいたのですが、介護保険を使うため、小規模多機能を利用していると利用できません。
レスパイト入院は、在宅が条件で、医療保険ですので小規模多機能でも問題ありません。


市の「在宅医療・介護連携支援センター」に電話しました。
「ご相談ください。」とありましたので、話は聞いていただけました。

残念ながら、同じ病院内へすぐに、という繫がりはなく、
「ケアマネさんを通して、A病院の○○支援?相談?○○へ(忘れました)」
と言われ、手続きが面倒であることがわかりました。

そうか、ケアマネさんを通さなくては、できないのね。
では、明日・・・・です。

小規模多機能へ相談することにしました。


2月8日(木)
前頭側頭葉変性症つくしの会の定例会の日です。

朝、電話で施設長さんSさんとお話できました。
特養とのこともお話すると、B病院がいい、と以前に勧められた病院のお話をされました。

私も以前、病院探しで見学に行って、良いと思っていた病院でした。
「レスパイト入院できるからといって、どこでもいいわけではありません。遠くてもここなら良いと思います。短期入院が可能か聞かれてはいかがですか?」といわれ、そのB病院にご縁を感じました。
30年以上前から夫が関わりのあった病院です。
まさか、入院対象になるとは思っていなかったかもしれません。


8日、つくしの会の定例会のため、夫の迎えは私です。
車、車椅子、ベッドへの移乗を、えいさんが手伝ってくださいました。
私からお願いすることなんて、できませ~ん。
察していただき感謝です。
当然のように、ごく自然に一緒に迎えに行き、車椅子を車に乗せていただき、ベッドへの移乗もズボンの上げ方も介護のプロのように「こうするといいですよ。」と教えていただきました。
夫の体の向きをころころと変えて、なんと楽なことでしょう。
後で、ひとりで同じようにやろうとしたら、「手が痛い!」 無理です。大変でした。
夫も、私の大変さがわかるのか、お尻を持ち上げて協力してくれました。
これにも、びっくりです。
え?できるの?
できないと思って、やってあげていた事も、え?できるの?
え~?
「そんなに大変なんて見ちゃいられません。僕もがんばりますよ!」という感じ?
え?できるならやってよ~!

生活の中のリハビリをもう少し考えます~。

8日、B病院のパンフレットをいただいて帰宅しました。
「前頭側頭葉変性症つくしの会」の仲間に励まされた日でした。

この記事へのコメント

2018年02月11日 00:29
レスパイト入院、ぜひ前向きに取りくんでみてください。

それにしてもご主人、『協力』ができるのですね!
できるならどんどんやって欲しいですね♬
らら
2018年02月11日 01:00
レスパイト「介護者の息抜きのため」というのがいいですね。
堂々と息抜きができたら、在宅介護も続けられそうな気がします。
雪のある間に、1回はスキーをして雪見露天風呂に入りたい、とか、今まで普通にできていた事が「夢」です。
「ずっと夫と一緒に生活したい」というのも「夢」になってしまうのですね。
「普通の生活」なのに。

夫は「しょうがないな~」というようにお尻を浮かして協力してくれました。
ほんと「できるならやってよ~」です。

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