518.口腔ケア・秋の気配

毎週土曜日の午前中に、歯科衛生士さんの口腔ケアがあります。

医療保険で、費用は特養が立て替え月末に特養の利用料金と一緒に請求されます。
後期高齢者医療制度の障害者特例で1割負担です。
1600円くらいだったと思います。

東京都は、31年1月から精神障害者の医療費補助をやっと導入するそうです。
近県の方からは、「医療費無料」という羨ましい話も聞いていました。
今後は、どうなるのでしょうか。


歯科衛生士さんの口腔ケア
とても丁寧に優しくやっていただいています。

いつも、女性ひとりで優し~く「はい、お口開けてくださ~い」と汗をかきながら頑張ってくださっているので、できるだけ一緒にお手伝いするようにしています。

スイス旅行や新潟往復で行かれない日もありました。

ひとりでは大変だろうな、と想像できます。
プロですので、指を噛まれないようにタイミングを合わせたり、上手になだめているようで、申し訳ない気持ちになります。
少し噛まれても声も出さないのです。

夫が指を噛んだり、手で払い除けようとしないように、私も夫の手を握ったり、口を大きく開けられるように歯茎を押さえてお手伝いしています。

手のマッサージや首のマッサージなども丁寧にしていただいています。
「はい、力を入れて、大きくアって言ってください!あっ!」
と夫には無理だと思うことも毎回繰り返しやってくださいます。

夫はじーっと歯科衛生士さんを見ています。

嫌な時は目を閉じるのです。
後半は寝たふりのよう。目を閉じたり開けたりしていました。

「今日はこれで終わりです。」と言う頃には、目が開いていました。
わざとらしくて笑ってしまいました。

口腔ケアの後は、そのまま車椅子で1階フロアーまで下りて、涼しかったので外へ出て見ました。
画像正面玄関は、アーケードになっていて涼しいです。
もう、秋のような風です。
ゆっくり歩いていると、蝉を見つけました。
動けなくなっている蝉でした。
そっと指に乗せて、夫の目の前に見せてあげました。
反応?ナシ!
何度見せても、反応ナシ。

「ね、セミよ。嫌い?」
「嫌だった?失礼しました。」

しつこく何度も夫に蝉を見せて、反応がないので写真を撮りました。

蝉の命は、短いです。
夏も、もう終わりでしょうか。

写真を撮って満足したので、茂みの中にそっと放してあげました。
「ジジッ」と少しだけ鳴きかけていたようです。
もう、飛ぶ元気はありませんでした。

蝉の羽化の写真があるのを思い出しました。画像
画像


























3階のユニットに戻ると、ダイニングではお食事が終わった時間でした。

いつもより少ない。5人?
静かです。

食べ終わってお部屋に戻られた方や、お部屋で召し上がる方もいらっしゃるようです。

でも、いつも賑やかな方が見えないと心配。
「今入院中です。すぐ戻られます。」
と聞き安心しました。

少ない人数だからかスタッフは、男性お一人のようでした。

夫のトイレも、タイミングを見て誘導してくださって手際よくなさっていました。

介護は何人もの命を預る大変なお仕事。
頭が下がります。


介護は、看護と同じように重要な仕事です。

介護士さんにも誇りを持ってお仕事していただきたい。

そのためにも、まずはお給料UP、待遇改善して欲しいです。
一般より低いお給料に、心が痛みます。


夫の特養は男性介護士が多いようです。
夫のユニットは、夫がいるためか男性のスタッフが女性より多いようです。
産休明けという女性もいらっしゃって、きっと良い職場環境なのだと思います。

スタッフの笑顔がいいです。

見学をした時の「こんにちは!」という挨拶が良かったです。
今も同じです。


夫の特養はユニット式が殆んどです。
10人がひとつのユニットになっています。
お元気な女性が多いのは驚きでした。

夫は中でも重度だと思います。

でも、
夫が入所して半年。
そう、半年経ちました。

いつの間にかメンバーに変動が・・・・。

詳しい事は、もちろんわかりません。

でも、ベッドに寝たままで食事介助されていた男性は居なくなりました。
今、夫以外利用者は女性です。

夫は居心地がいいのかもしれません。
いい顔をしています。

夫の穏やかな顔を見ると私も安心します。




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この記事へのコメント

Y
2018年08月24日 08:45
ららさんのご主人がここに入られてから、まだ半年なのですね。
うちの主人より一歩か数歩先を行っている気がしていましたが。でもまだ口から食べていられるのですよね。

だんだん直接手を出せる場面が無くなって、今は口腔ケアがせめてもの私の役割になりました。
ペーストを使って、ちょっとプロ気分です。

利用者さんの顔ぶれは、ほんとうにいつのまにか入れ替わりますね。

らら
2018年08月24日 10:49
Yさん
2月19日が入所です。
もうずっと前から居るような、ついこの前だったような感じです。
私も、思い切ってスイスに行って、夫から離れても大丈夫になりました。
落ち着いているので安心しています。

Yさんも口腔ケアを「プロ気分」でしているのですね。
私は、最近すっかりお任せになって「真似事」程度です。

車椅子で散歩が私の役目みたいです。
1階ホールのグランドピアノを時々弾いて聴かせます。
つまらなそうな顔をしていましたが、フルートの伴奏の前奏を弾いてみたら急に泣き笑いの顔になりました。
わからないようでわかっているのか、偶然なのか、音の大きさなのか、わかりません。
でも、懐かしいメロディーだったから、という事にします。

残念ながら、口からはほとんど食べさせていません。
静かに誤嚥するので、リスクと喜びを天秤にかけてしまいます。
時々「食べさせたい」と恐る恐るこっそり口に入れています。その場合は口腔ケアは必須です。
後が心配で、出来なくなってしまいました。

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