一歩前進 〜意味性認知症の夫と〜

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zoom RSS 564.入院した日のこと

<<   作成日時 : 2019/04/27 14:53   >>

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4月25日(木)
特養の看護師さんから電話がありました。
20日(土)に抜歯してから何事もなかったのですが、今朝出血していたとのこと。
何時からかは不明。
量が多く、看護師が呼ばれ止血したそうです。

血液や血の塊を飲み込んだので、それを嘔吐してしまい、胃ろう吸入はしない、薬も入れられない、という報告でした。

「お手数おかけします。連絡ありがとうございます。よろしくお願いします。」
と、私は、歯の出血を軽く考えて、「苦情を言わないように細かい変化を報告している」くらいに思っていました。

看護師さんは、職業柄かとても冷静な話し方です。
「すぐに来てほしい」などと言いませんでした。

2回目の電話も同じでした。

「熱が38度3分あります。歯は、訪問歯科医に診てもらいました。その時は、熱もなく止血できていました。今は熱があって、解熱剤も入れられない状態です。」

という報告も「すぐに」という感じではなく
「今日は行かれませんので、よろしくお願いします」
と私も答えていました。


「八重桜」の散歩の翌日は「ケア計画会議」もあって今週は、連日の面会だったこと、孫関連のちょっとした用事もあったので、面会は「お休み」と決めていました。

でも、
やっぱり心配です。

「ちょっと行ってくるね。」
と、娘に話し、特養に向かいました。

特養が近いので、こういう時助かります。
遠かったら、行かなかったかもしれません。


夫は、
寝ていました。
吸引器を使ったと聞いていました。
吸引された血液混じりの液体が容器に入っていました。


看護師さんがすぐに見えて、お話がありました。

バイタルの報告。
家族の希望があれば入院先を探す。....
というお話。

この時点では、歯の出血は止まっていたので心配は、
熱、脱水、誤嚥性肺炎?

「今は入院をさせたくない。」
という気持ちをお話しました。
ずっと考えて来たことでした。


特養の内科の先生は、連休明けまで来ないそうです。
看護師さんが先生の指示で動くのだそうです。
夜は、看護師不在になるので水分吸入も出来ない。
点滴も出来ない。

「私が、泊まります。」

それは可能です。
広いセミパブリックルームは、家族が泊まれるようになっています。

夕方まで様子を見て、家は近いし
と、まだ軽く考えていました。

看護師さんは、医師と連絡を取りに行ったようです。

夫は、時々目を開けて、いつもと同じ顔。
不機嫌な顔ではなく穏やかな顔。

お話をしてくださる看護師さんと、いつもの夫の担当の看護師さんとは別の方。
家族対応の役割分担があるらしい。
勤務時間もあるのかもしれません。

お話してくださった看護師さんが、この日入院まで付き添ってくださいました。

夫の変化はないまま、ベッドサイドで
どれぐらい時間が経ったか、
平穏な時間が過ぎました。


オムツ交換をしていただいて、ちょうど看護師さんが見え、ついでに汚れた防水シーツを交換していただきました。
体の向きを変え、頭を動かした時、
「あ、また!」
枕カバーに血液混じりの唾液が見えました。

私が思っているより大量出血だったらしく、モアブラシで私が取ろうとすると看護師さんに止められ、手を出そうとすると、
「廊下でお待ちください」
と出されてしまいました。
吸引されていました。

「私、邪魔?」
憤慨しましたが、この時間にトイレに行き、気持ちを落ち着かせました。

夫の部屋に戻るとちょうど終わっていました。


それからが、大変でした!

少しして、ふと見ると出血して血が口の中に貯まっていました。

止血しても10分か、それくらいで、また出血してしまうのです。


長い時間20分くらい押さえて止血できたようでも、またすぐ出血。

繰り返すので、手を離せなくなりました。


看護師さんも頻繁に見に来てくださっていました。
どうするかという話も特養側で相談していたようです。

そして、
「だめ、止まらない」と携帯で連絡すると、
「すぐ、他の看護師がお話しますので、押さえていてください。私は他も回ります。」と言われました。


長い時間待っていたように思います。

歯科医の先生に連絡すると、すぐ診に来てくださいました。

そして
「○○を○○で埋めて、押さえて」
とか「奥歯も抜けば良かったか」
とか「上の歯を少し削ろうか」
とか。

私に「ここでの処置には限界があります。これ以上は口腔外科になります。どうしますか」
と聞かれました。
「お願いします」
と即答しました。

出血は止めなければなりません。
一晩中付き添っても、止血はできません。
口腔外科受診に迷いはありませんでした。

相談員さんに病院を探して貰うと、希望した病院の救急外来で診ていただけることになりました。

歯科医の先生も、一緒に付き添っていただきました。
「経過を話したい。処置を知りたい。」と仰っていました。
偶然の歯科休診日にお世話になりました。

看護師さんもサマリーを用意。
介護スタッフは「入院の時のために」と衣類やオムツを一組紙袋にまとめてくださいました。

私の車は、福祉車両ですが、病院まで、特養の車が出るそうです。
私は、その後の動きを考え自分の車で行きました。

病院では、すぐに診ていただけました。
3人のお医者さんと男性看護師さんで夫を囲んで相談。
すぐに麻酔の用意。
お医者さんの指示に看護師さんが動いていました。

「奥歯も抜いた方がいいな」
「聞いて見て」
とか小声。
「抜いてください」と声を出しました。
処置の途中ですので早い方がいいです。

抜いて、縫って、という処置。

「おっと、口開けていてください。」
が夫に、わかりません。

私が介助して口の中に手を入れ、開けさせました。
「ガーゼ使いますか?」
と滑らないように、ガーゼを渡してくれました。
一人は、吸引。
一人は、手を押さえて、補助。

「これで大丈夫でしょう」
と、かなり縫ったように見えました。

落ち着いた所で、
熱が出ていて、水分も入っていないこと。
特養では、点滴できないこと。
夜は、吸入もできないこと。
一晩入院させていただきたいとお話しました。

お部屋を探してくださったようです。


入院が決まって良かったです。

レントゲン、血液検査の後、点滴が繋がれました。


病室の窓側ベッドからは夜景が綺麗に見えました。
安心しました。


翌日、熱は下がりました。


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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
ららさん、
大変でしたね。

嘔吐したため、熱がでたのでしょうか?
出血のためでしょうか?

私の妻は、何度も嘔吐して、
そのたびに熱が出て入院しました。

嘔吐は怖いです。
誤嚥性肺炎を起こしがちです。

出血した上に、嘔吐、発熱、
本当に心配でしたね。

充分に良くなるまで病院に居た方が
良いのではないでしょうか?

早く回復されることをお祈りしています。
ancokujira
2019/04/27 16:49
ancokujiraさん
ありがとうございます。
歯を抜いた後の出血です。
たくさんの血液や血の塊を飲み込んで、胃の中まで入って、胃ろうで水分を入れたら、吐いたそうです。
「吐血」になるのでしょうかね。

発熱は心配でしたが、点滴で下がったようです。

連休中は病院です。

今日は、とても寒くて、また冬物を着ています。
病院や施設は、温度調整されて快適ですね。
らら
2019/04/27 18:28
抜歯からこんなことになるなんて、大変なことでしたね。

ご主人は確か「エリキュース」という薬を服用されていたましたね? 今も服用を続けていますか? この薬は、通常の抜歯であれば休薬しなくてもよいことになっているようですが、そうは言っても出血しやすくなる薬なので、その影響もあるのではないでしょうか?

実は、うちの夫も心房細動があるので、このエリキュースを飲んでいたことがあります。そして、尻餅をついてお尻を強く打った時に、じわじわと出血して、お尻にとても大きな血腫ができてしまい、それが周りの組織を圧迫して、ひどい痛みをひき起こしました。
夫は転倒しやすいので、これが、もし、頭を打ったのだったら大変なことになる・・・と思い、医師と相談して、どちらのリスクがより高いかを考えて、エリキュースは飲まないことを選択をしました。
ご主人は現在は転倒して出血する可能性自体は低くなっていると思いますが、とても出血しやすい状態にあるということを常に頭に入れて対応してもらいたいですよね。

ゴメンナサイ、もし、エリキュースの服薬をしていなかったら余計なコメントです。
アワキビ
2019/04/28 00:18
アワキビさん
エリキュースの情報ありがとうございます。
抜歯前に、エリキュースは休止していますが、その後3日目から服用。
出血してから現在は休止しています。
私も、エリキュースは、以前から気になっていました。
良い機会ですので、退院までに相談して飲まないようにしたいと思います。
ありがとうございます。
らら
2019/04/28 07:57
出血が止まらないと心配しますよね。

義父や父もワルファリンという血液をサラサラにする薬を飲んでいました。
義父は歯科の治療の前には服用を止めていました。

人によっては服用を止めても、それがすぐには反映されないのかも知れませんね。
Y
2019/04/28 22:43
歯からの出血が止まらないなんて、しかも抜歯してから5日も経っての出血なんて、びっくりでした。
歯科医の先生によると、処置の仕方のようでした。
縫ったり、埋めたりという処置は、特養の夫の部屋ではできなかったようです。
隣の奥歯のグラつきもありました。
いろいろな要因があるようですが、疑わしい薬については相談してみます。
らら
2019/04/28 23:07

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