639.住宅改修と福祉用具など

夫が利用して、とても良かった福祉用具があります。

シマウマさんのブログの、「介護ベッドデビュー」の記事に刺激されて、
今までお世話になった福祉用具や、介護保険の住宅改修の事など記録に残して置きたいと思いました。

コロナで、夫の面会にも行かれず、書類整理に手を出し、今まで貯めてきたパンフレット等を全部処分してしまいました。

「介護ベッド」などが、どのような物だったか、記憶と少し違ってしまうかもしれません。
ただ、使うようになって、介護がとても楽になったと思いました。

福祉用具は、安心して生活でき、介護者の負担が軽減されるために有効利用できるといいと思います。

記憶をたどって書いてみたいと思います。

制度の利用など、参考になれば嬉しいです。


「介護保険の住宅改修費」で「階段に手すり」CAUH14P1.jpg

介護保険で住宅改修費の補助が受けられます。
20万円まで、という限度があります。

要介護度が3段階上げると、再度20万円までの改修費に対して補助が受けられます。
知りませんでした。

夫の場合、要介護4になってから「階段に手すり」をつけました。
要介護1の時に利用しても良かった、と後になって思いました。
必要になるとは思ってもいませんでした。

しっかりとした立派な手すりは、狭い階段の両側にあるので、私が使っても楽です。

精神病院を退院することが決まって、在宅介護に入る前に、まず「手すり」をつけました。
まだ、手すりがなくてもひとりで上り下りしていましたが、私のためにも、と介護保険を利用させていただきました。
大いに、役に立ちました。
後半は、両側の手すりにつかまって慎重に下りていました。

2階の寝室は、ベッドでしたが、次第に立ち上がりができなくなりました。

ベッドから起き上がらせることができなかったら、
「もう、在宅介護は無理かもしれない」
と本気で思い始めていましたが、
「立ち上がり補助具」のレンタルで、見事に解消しました。
「立ちアップ」(商品名?)「立ち上がりサポート」でしょうか。
コの字形の福祉用具をベッドに固定して取り付けていただきました。

訪問リハビリのOTさんのアドバイスが大きかったと思います。

「介護ベッドにしようかしら?」
という私に
「ひとりで動けるうちは、なるべく使わない方がいいですよ。動かなくなってしまいますよ。」
と思いもしなかった助言でした。

立ち上がりや、階段の不安も、実際に見ていただいて、
「大丈夫ですよ。」「立ちアップを使って見てください。」と紹介されました。
夫が上手に「立ちアップ」を使って、ベッドから立ち上がって、そのまま安定して立ってくれるので、介助は、とても楽になって嬉しかったです。


階段には、段差が目立つように、「黄色いテープ」を貼っていただきました。
これは、白内障気味の愛犬にも有効でした。
(今は、老犬になって階段上がれません。)

急に身体機能が衰えて、だんだん歩行困難、転びやすいといった症状が出て
「歩行器」も少しの間使いました。
家の中では、家具などにつかまって歩くので、あまり必要ではなく、すぐ返しました。

レンタルは、都合が悪ければ、返却も変更もできます。

他に玄関からの段差の不安解消に「突っ張り棒」もレンタルしました。
少し邪魔でしたが、少しの間使っていたように思います。

家の中で転んで、縫うほどの怪我をしてからは、
「階段で転んでは、この程度で済まない。」
と、1階リビングに「介護ベッド」をレンタルしました。
自分で起き上がれなくなってからは、介護ベッドに助けられました。
IMG_4989.jpg
この頃から、急激に身体機能が衰えて、
「車椅子」も必要になっていました。

いよいよ歩行が危なくなって、家の中にも車椅子を入れるため
「スロープ」を作りました。
「住宅改修費」はほとんど使い切っていましたので、自費になりましたが、福祉用具のお店と連携した業者さんは良心的で、不備もすぐ直してくださいました。


嚥下ができなくなって、誤嚥性肺炎で入院。
ベッドから車椅子、小規模多機能の所長さんが車で病院へ送ってくださいました。

退院前に、車椅子のまま乗れる「福祉車両」も、購入しました。
身体障害者手帳2級も取得したので、自動車取得税、自動車税等、いろいろ補助も簡単に受けられるようになりました。

「胃ろう」を造って、退院後は、「介護ベッド」が大活躍しました。

「オムツ交換の時は、ベッドを高くしてね。」
と、つくしの会の設立メンバーの「ももさん」の声が耳に残っています。

ベッドの操作や、立ち上がりの方法など、小規模多機能の所長さんがレクチャーしてくださいました。
背中の角度をつけて、起こしたら、こっち向きにして、ベッドは低くして足が着いたら、こうして、、、
ああ、もう忘れています。
「そのまま、ここで少し歩かせて」といったので、びっくりしたのは覚えています。
もう、ほとんど歩かなくなっていましたが、所長さんは歩かせることができました。

レクチャー通りには、なかなか上手く行きません。
介護ベッドの高さ調節や、角度など、リモコン操作に、孫達が興味深々でした。
そう、夫もリモコンを持とうとしていました。

「介護ベッド」に、「サイドテーブル」もレンタルしましたが、これはお試しで止めたか、邪魔になるのですぐ止めました。

精神病院から退院して在宅介護の2年間。
福祉用具を利用することで、介護の負担は軽減されました。

「立ち上がりサポート」
「介護ベッド」
「車椅子」
福祉用具無しでは、介護は困難だったと思います。

有難いです。2016.10.16.jpg








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この記事へのコメント

Y
2020年06月02日 20:50
ららさんのご主人はいろいろな制度やグッズを利用されたのですね。
どれも介護の世界の知恵の結晶ですね。

主人にはデイの利用しか使いませんでしたが、主人の父の時は、介護用品のお店の人に相談しつつ、浴室の改装や手押し車、ベッドの立ち上がりの柵などお世話になりました。
ベッドの立ち上がりの手すり(?)は本人に相談せず、お手伝いをしてくれていた女の人と私で相談して決めてしまったので、義父は「今度からお父さんに相談してから決めてね」と言われてしまいました。
90をはるかに過ぎていた義父のため、よかれと思っても先走ってはいかないな、とあの時思いました。

主人の実家の手すりは義父のために主人がどんどん付けていました。
まだ義父が介護保険など使わないよと言っていたのだと思います。
もったいなかったなと思いますが、本人がうんと言わなかったので仕方がなかったのかな・・。

私の母も、介護保険を使いたがりません。
これも仕方がない・・・💦
私は自分の時はいろいろ取り入れようと思います♬
らら
2020年06月02日 21:52
Yさん

介護保険の利用は、ご高齢の方には抵抗があるのかもしれませんね。
知らないことも多いですしね。

記事に書いて消した事ですが、「介護ベッド」は自費でもレンタルできます。
夫が特養に入って、一時外泊(そんな事?)する時レンタルできるか、聞いてみると、確か1か月4000円?とか。
それなら、と、私の母の退院後に、一時的にすぐ手配できました。
地域差もあるのか、半額以下でした。
1か月程の利用で、すぐ返却しました。
母は要支援2から今は、要支援1になりました。
「自立のために、介護保険を使ってください。」とケアマネさんに言われて、運動系のデイケアを利用して、羨ましいくらいです。

いきいきと暮らすために、上手に使いたいですね。