543. 特養のクリスマス会

12月18日(火)
音楽療法の時間に間に合うように特養へ行くと、夫の部屋のドアが閉まっていました。

ちょうど、オムツ交換が終わった所で、臭いが充満していました。

着替える様子。
外に面したドアを少し開けて、新鮮な空気を入れました。

男性の介護士さんは、慣れた手順で、夫を起こして車椅子へ「はい、立ちますよ」と軽々と移動させ、車椅子に座らせてから上の衣類を着替えさせました。
私は、少しシャツの端を引っ張ったり、手伝う気持ちはあっても、その必要もない程の手際良さでした。

「これを家でやっていたんだなぁ」
とは、その時は思いませんでした。
もう、そんな風には思わなくなっているのかもしれません。

髪の毛まで、櫛で整えていただきました。

「行って来ます」
と、私は車椅子を押して、隣のユニットでやる音楽療法へ行きました。

お元気な方が多い事に、いつも感心します。
少し古い昭和の歌を楽しそうに歌っています。
夫は「北国の春」には少し反応したようです。
一番反応したのは「○○さん、こんにちは」と先生が、にこやかに話しかけられた時でした。
「そんなに嬉しいの?」
というくらいのクシャクシャの感動の顔です。

「また来週お会いしましょう」
と最後の挨拶は、
「なんだ、もう終わり?」というような不満顔?
そういう感じの表情です。

少しいつもより長い時間だと思ったら、ランチがクリスマスバイキングのようなご馳走で、パーティーの準備を待っていたようです。

テーブルクロスもお部屋もクリスマスモードでした。

以前の大食いの夫なら喜んで食べるのですが、胃ろうの夫は参加できません。

雰囲気だけ楽しんで、いつものように少し散歩に出ました。

音楽療法の先生は、会食のBGMに電子ピアノでクリスマスソングを弾いていました。

写真撮影をしていて、夫もサンタクロースの赤い帽子を被って撮ってもらいました。


胃ろう栄養のため、お部屋にいると
賑やかにカラオケなども楽しんでいる声が聞こえました。


夫が気持ち良さそうに、お昼寝に入る頃、
「○○さん、どうぞ」と一足早いプレゼントが届けられました。
ダンボールを赤い紙で装飾して、ソリのようにしてプレゼントが入っていたようです。
大勢のスタッフにちょっとビックリ。

夫は眠そうにしていました。
眠そうな顔の夫とプレゼントの記念写真を撮って別のお部屋へ行かれました。
夫には「なんの事やら」半分夢の中です。


そこから目が覚めたようでしたので、もう少しマシな写真を撮ってもらおうとカメラマンを探したのですが、消えていました。

ホールでは、皆さんそれぞれプレゼントをいただいて開けて見たり閉まったりしているところでした。

カラオケのリモコンも一緒に袋に入れたり、他の方のも持とうとしたり、で、ちょっとトラブルもあったような?
お元気な方は、それなりに難しそう。
自分のプレゼントを持って行かれそうになって不機嫌な方は、今にも爆発しそうな気配でした。



他の方との接触を避けて、お部屋でお食事してパーティーにも顔を見せない方もいました。

以前から食べてもむせて吸引をしていた方は、お部屋のベッドでスタッフが付き添われていました。
最近、頻繁に看護師さんが見られ、少し心配です。

いろいろな方の様子を目にしますが
「この特養に入って良かったですね」
と言いたいです。


夫のプレゼントは、小さめのクッションでした。
夫にピッタリ。
スタッフ(サンタさん?)は、一人一人にプレゼントをいろいろ用意されたようです。

有難いです。





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