571. 入院生活2週間目

5月8日(水)
病室に行くと夫は車椅子に座って窓の方を向いていました。
検査は、終わったようです。

隣のベッドでは、先生が診察中でした。
「お名前教えてください。」
「ここはどこかわかりますか?」
聞き覚えのある声です。
偶然にも、神経内科の主治医の先生でした。

ちょうど、カーテンが開いたので目で挨拶を軽くしました。

先生の患者さんが同じ病棟に何人かいるのだと後でお話してくださいました。

エリキュース(血液さらさら薬)の話もできました。
今は、止めている、という話から、私が「今後止めたい」とお話すると
「それも有りですね。」
と、いうお答え。
頭から反対されなかったので安心しました。

前回の重症な肺炎を救っていただいて、胃ろうを勧めてくださった先生です。
「もう2年になります。家に帰って楽しい時間を過ごせて感謝しています。」
というような事をお話すると
「そう言っていただけると嬉しいです。」
と笑顔でした。

たぶん、胃ろうについて悩まれる事もあるのではないかと思います。

良い先生です。
「また、寄りますね」と夫に挨拶されました。
夫は、知らん顔。
「場所が違うとわからないみたいですね」と、さすが先生わかっていらっしゃいます。
「私の顔もわからなくなっています。スタッフだと思っているみたいです。」
と私も笑ってお話できました。

夫の口の中を見ると、少し出血して、痰もありました。

痰の塊を取りながら、良く見ると、
奥歯の方にあった糸がなくスッキリしていました。

抜糸した事がわかりました。

出血の原因がわかって安心。
僅かな出血は、すぐ止まって気にならなくなりました。

車椅子で過ごし、お昼の胃ろう栄養も車椅子のまま入れました。
「プッシュケア」という小さなパックは、簡単でした。



夕方になって、呼吸器内科の先生が見えました。

夫の胸に聴診器を当て
「胸の音は、悪くないです」と仰られました。
血液検査の結果も、それほど悪くないのだそうです。

今後の治療方針は、これから考えるそうです。

熱は、37度5分。

回復に向かっているようにも見えました。


5月9日(木)
面会は、一休み。
「前頭側頭葉変性症つくしの会」の定例会に参加しました。


5月10日(金)

抗生剤の点滴が始まっていました。
「ということは、まだ、あと1週間ですかぁ?」
と、看護師さんに呟くと、「そうですね。その後検査、ですかねぇ」
とにこやかに答えられました。

点滴と口の中を綺麗にするよう指示が出ているそうです。


少し安心しました。






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