一歩前進 〜意味性認知症の夫と〜

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zoom RSS 477.特養への道

<<   作成日時 : 2018/01/14 13:42   >>

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初めて特養入所の申請をしたのは、3年前になります。
2015年4月、急性期の精神病院から療養型精神病院へ転院が決まってすぐ、同じ情報提供書やサマリーなど書類を調えて申し込みをしました。
同じ市内の一番近い特養です。

最初の入院で、夫の行動は落ち着いていましたので、病院以外の生活の場を考えていました。

要介護4だったと思います。

もう1箇所は、西の山の方。
夫とハイキングに行った途中にある環境の良い所で評判を聞いて申し込みました。

どちらも継続申請しています。

隣りの市の特養も見学に行きました。
偶然、つくしの会のえいさんの奥様が入所されている所だったと後で知りました。
2015年11月、申請の書類を調えている途中で、今の小規模多機能での受け入れが決まりました。

夢のような話でしたので、特養入所申請は中断しました。
特養入所の気持ちは消えていました。

精神病院を退院して在宅介護できて、どれほど嬉しかったか。
ブログにたくさん書きました。

「小規模多機能型居宅サービス」との出会いです。
シマウマさんのお陰です。
衝撃のメール
「ららさんの市には、この小規模多機能型があります。」
とホームページアドレスも送ってくださったのです。

「この施設、知っているのに、私は何もしていなかった。今まで何をしていたのだろう。」
とその場で、すぐにこの施設にメールで申し込みをしたのです。
翌朝には、施設長さんから電話をいただき
「以前に意味性認知症の方が利用なさっていました。」
と、それが、えいさんの奥様でした。

すぐに受け入れの話が進み、老健にもお世話になり、現在に至ります。

特養への気持ちは、消えていました。
通所も自由な時間で受け入れてくださり、泊まりも安心でした。
夫の具合が心配で旅行に出られない、という時も
「見ていますから、行ってらっしゃい」といわれ有難かったです。

「もう在宅介護は無理?」
と考える時も何度かありました。

ベッドから、ひとりで立ち上げれなくなった時。
「立ちアップ」という福祉器具のレンタルで悩みは解消。

夜の大量な尿漏れ。
オムツ選びと当て方のポイント習得で解消。


ずっとこのまま在宅で、
と症状が進んでからは、訪問診療、スロープの住宅改修、福祉車両と環境を整えました。

誤嚥性肺炎で50日間入院して、胃ろうになって退院してから生活が変わりました。


「このままでは無理がある。」
と感じるようになってきました。

昨年、2017年8月 施設長さんと話し合った後、市内の特養へ再度申請手続きに行きました。
現在の状況を聞いてもらいました。

小規模多機能の施設長さんには、特養入所までは在宅介護をしたいのでこのままお願いしたい、とお話しました。
胃ろうを理由に、宿泊が希望通りにできないことが、不安、不満でしたが、
「2週間でも3週間でも受け入れます。」という施設長さんの言葉に安心しました。

2017年12月のクリスマス会
2日目のクリスマス会で、施設に半日居させていただきました。
ホーム全部を含めても、夫が最重度で場違いのように感じました。
スタッフにとっても大きな負担なのではないか、と思います。
夕方の迎えまでの時間を利用して、再度特養へ向かい、
「入所待ちの状況」を伺ってきました。

寒くなったためか私の腰痛悪化のきざしがあって不安もありました。
毎日の何気ない動作が、このままできなくなったら困ります。
毎日運んでいる吸引器が重くて持てなくなったらどうしよう。
夫の体の向きを変えることができなくなったらどうしよう。
在宅介護が満足にできていません。

特養入所を考えました。

「胃ろうの人の受け入れ人数が決められていて、現在空きがない」
というお答えでした。
今後の可能性については、
「胃ろうの方は栄養も行き届いて、安定していますので・・・」
ということです。

現在、受け入れできない、ということがわかりました。

「他を探すことも考えなくてはならない」
と思いながらも、行動できずにいました。

年末年始を自宅介護で家族と無事過ごすことができて、私も気分転換できました。

ただ、今後の宿泊では良い返事がいただけない日がありました。

2018年1月9日
市内の「介護者交流会」に参加していると
施設長さんから電話が入りました。

「つくしの会のえいさんからメールを貰いました。市内の特養を聞いて見ましたが空きがありません。隣りの市で1箇所、問い合わせています。まずは、ららさんの意思確認です。」
というお話でした。

えいさんには、いつも相談に乗っていただいています。
すぐに動いてくださって有難いです。

施設長さんが動き出すと早いそうです。

「入所できるのでしょうか?」
という質問には
「まだわかりません。でも決まったら施設の都合で時期を選べません。1週間後ということもありますので承知しておいてください。」
といわれました。
「特養入所がどれほど難しいか承知していますので、入所できたらラッキーだと思います。」
と答えました。

そうは、言ったものの・・・・・
どうなるのだろう・・・・
いろいろ考えて疲れてしまいました。


パンフレットが施設経由で届きました。

入所申し込みの書類をこれから書きます。

夫は、何かを察したかのように私の顔をじっと見ます。
心を読まれているようです。

歯軋りをするからか、また歯が取れてしまいました。

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コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
ららさん、お久しぶりです。

以前、障害年金の件でコメントしましたebosiです。

夫も昨年2月にショートでインフルエンザに罹り予定を早めて家に戻りました。熱のある夫はいつも以上にふらつき床に倒れこんだ夫をベッドに寝かせる事ができませんでした。ああ、在宅だと一番助けてほしい時に一人で対応しなければならないんだ。とつくづく思いました。

その一週間後に近くの特養に申込みをしました。やはりこれでいいのかと思い悩みました。夫は三月中頃から、結果的に薬疹だったのですが、足に紫斑が出て、体もカサカサとしてきました。四月の下旬に特養から入所に向けて訪問したいとの電話があり、五月末に入所となりました。薬を止めやたら徐々によくなりましたが、その時夫の体も無言の抵抗をしたのかなと思ったりしました。

思いがけず早く入所の順番がきて、私自身戸惑いもありましたが、今は施設で車椅子ですが穏やかに変わらずにいてくれてこれで良かったのだと思っています。

私も六十五になり、自分の事も考えなければと思うようになりました。
ebosi
2018/01/14 16:18
お〜ebosiさん!
お久しぶりです。
うん、うん、そうでしたか〜。
ご主人も夫と同じ頃インフルエンザだったのですね。
特養に入所され穏やかで良かったですね。
どうなさっているかと思い出していました。
コメント、嬉しいです。

近くの特養に入所できるといいのですが、少し離れた所なのです。
まだ入所が決まっていないのに、揺れ動いています。
らら
2018/01/14 16:29
ららさん、覚えてくださっていて私も嬉しいです。

特養申込み、まずは申し込まないと始まりませんね。これは在宅の時のケアマネの言葉です。
入所できたらラッキー、入所が決まった時はほんとそう思うようにしました。
ららさんは、車の運転もできるし多少遠くてもきっと大丈夫じゃないでしょうか。近くに超したことはないですが。
特養の相談員さんがみえて、こんなに重い状態だと思わなかった。と言われました。そうなのかと思い、実際施設では自分で食事を摂れる方や話のできる方もいて、全介助の夫は十分重度者なのだ、と思いました。

夫の手を離した私がコメントするのもとの思いでしたがいつもブログはおじゃましていました。
ららさんのブログを見て、ららさん御自身やコメントを寄せられる方々のお人柄がしのばれ、皆さん温かい人達ばかりだと思っています。お会いしたことはありませんが勝手に親近感を抱いています。私もみんとさん同様いつか皆様にお会いしたいです。
ebosi
2018/01/14 20:28
ebosiさん
ありがとうございます。
障害年金では、ebosiさんに遡及請求について教えていただいたお陰で頑張る事ができました。
残念ながら認定日に2級に該当しないと遡及請求の場合、2度とチャンスがないという事まで理解できなくて障害年金は受け取れませんでした。
でも、手続きが終わって年金事務所を出た時の爽快な気持ちは残っています。
ありがとうございました。

そして、特養ですね。
「申し込まなくては始まらない。」
「車の運転ができるのだから、多少遠くても大丈夫」
そうです。その通りですね。
前向きに進めます。
明日から、動きます。
ebosiさんのように、黙って読んでくださっている方がいらっしゃるのですね。
嬉しいです。

皆さんに私もお会いしたいです。
らら
2018/01/14 21:49
こんにちは、特養ホームの事で複雑な心境お察しします。私も昨年、介護3で自宅でいたが、7月に症候性てんかんで入院そしてリハビリ病気に転院させても9月に退院では もう介護5でした。3の時に市内全部の特養ホームに申し込みして置きました。まさか こんなに早く5になるなんて夢にも思わなかった。遠くなら空きがあると言われましたが 私が行けないので ならば待ちますと覚悟を決めました。しかし 胃瘻してるからショートも満足に取れない。私が風邪を引いても預かって貰えない。私が怪我したら主人が困ると心配の毎日でしたが、介護5になった時 全介助の主人の様子を見に来た施設の方が「早めに判定会にあげます」と言ってくれたときは 正直ホッとしました。胃瘻で男性というと更に狭き門になりましたが。5件中3件 判定会に上がりました。そして たまたま空きがあり今の特養ホーム入所。連絡あり三日目で即入所。自問自答の日々でしたが、主人が淋しいだろうと思う自分の考えより 主人を多くの人で一緒に面倒見て貰った方が 主人の体にもいいはず。相手を守る事は 自分を整えていなければならなかった。今は、自分の時間も取れて ゆっくり休めるようになりました。ららさん、念のために もしもの場合でもと御守りみたく考えて 私みたく市内全部も当たってみるのも ありかなって思って頂けると嬉しいです。ebosiさんのコメントも貴重です。 ebosiさんのブログも拝見させて貰っていませんが、私を覚えて頂き 有難うございます。宜しくお願いします。ららさんのお体も無理しないで下さいね
みんと
2018/01/15 16:21
みんとさん
特養申込みのアドバイスありがとうございます。

夫を小規模多機能のデイに迎えに行く途中、富士山のシルエットが綺麗に見えました。
夫を乗せてから、良く見える所まで遠回りして行って、車を停めて眺めてきました。

今回、申込みをする特養からも富士山が見えるのだそうです。

市内には、3ヶ所特養があります。
いろいろ考えてばかりで申込みは、近くの1ヶ所しかしていません。
これから動きます。
ありがとうございます。
らら
2018/01/15 20:26
ららさん
どの選択をするにしても覚悟”が要りますよね。

主人がいる特養は、以前から月に1回ショートステイで利用していた所でした。

高齢者の胃ろうはおすすめできないが、まだ若いので胃ろうで元気になって、リハビリを受けられるといいですね、と背中を押して貰えました。

今いる特養は『デイサービス』と『多床室』のにぎやかな棟と、ユニット型の静かな棟に分かれています。
主人は静かな棟にいます。


主人のいるエリアは特に静かなのです。80〜90代の高齢者の皆さんはお耳が遠く、お互いがお喋りしてコミュケーションを取ることがないのです。

スタッフさん達も真面目で誠実です。
デイの時のような、ちょっと混沌とした日常のカオスはありません。デイは普通の住宅なので、台所で料理をしたり洗い物をしたり、洗濯ものを干したり取り入れたり畳んだり。ソファーでくつろぐ人やスタッフのお子さん達、時には犬もいました。

今ご主人が利用されている小規模多機能も家族的で適度な賑やかさがあるのではないでしょうか?

全体を合わせても胃ろうは主人を入れて2人のみ。
主人は特に若いです。

ここは元気で歩いていた頃の主人を知っている人達がいてくれる場所です。

ケアマネさんもデイの時と同じ人。
デイの家族会にも行っているので、送迎の接点が無くなった事を除けば繋がりは前と変わりません。

ご主人にとってもららさんにとっても全く新しい世界に飛び込むのは本当に覚悟”が要るのだと思います。

今は送迎の時間を気にせずに過ごせることや普通にお風呂に入れること等がとてもありがたく感じます。
ベッド上でおむつ交換をして貰っている時もこの上ない感謝に包まれます。

急に楽になってしまって、それだけに時間を有意義に使わなければと思っているところです。
Y
2018/01/15 21:15
ららさん、障害年金とても残念な事でした。初診が早く一年半後の認定日にそこ(障害等級二級)まで症状が進まなかったのですね。夫の場合、初診が遅く、悲しいかな一年半後は自分の名前も正確には書けず、一人の外出もできなくなってました。
私も最初は障害年金の事は何も知らずにいましたが、非課税になるという事を知り、65才を過ぎての遡及請求でした。退職後の初診でしたので障害基礎年金のみ切り替わりました。
ららさん、今は特養の利用料では障害年金も収入としてみられ、世帯全員が非課税でないと限度額も適用されないので特養の利用に関しては障害年金と老齢年金の違いはあまりないのかなと思います。

私はパソコンの知識もなく、ブログをしていません。
夫がおかしいなと思い始めたころ「若年性アルツハイマー」と検索し、皆様のブログが唯一の情報源でした。
以来読む専門でしたが、自分の体験をお話ししたくてららさんにコメントをして今回特養の事も思わずコメントしました。皆様のブログには共感したり、心構えを教えていただいたり、いろいろな事で助けられています。

時数制限で次に続きます。


ebosi
2018/01/16 10:47
続きです。

Yさんがおっしゃってる“覚悟”そうかもしれません。
私の場合、在宅ならある程度薬に頼らず毎朝排便させてあげられる。といってもバナナを食べさせて長めに便器に座らせるというだけですけど。特養ではそうはいかなくなるだろうなとか。
それから在宅よりかかる費用。
一番後押ししたのは、いつまで夫を一人で介護できるかという事。移動や手洗い、トイレ、おむつ交換、うまくいくかなという少々の不安、終わると毎回ふぅーっという安堵。最近はいつもそんな感じでした。
入所が決まった時もまだできるかなという思いもありましたが、余力を残している位でいいのかもしれません。
入所した時も感傷的にはならないように自分はとても運が良かったのだと思うようにしました。今まで夫が六十前に認知症になり運が良かったなんてとてもいえない人生でしたけれど。

長々と書いてしまいました。
私のその時の思いです。
ebosi
2018/01/16 11:10
Yさん
いつもありがとうございます。
Yさんのように「特養」をショートで利用していると、入所はスタッフも顔見知りで安心ですね。
小規模多機能は、泊まりも同じスタッフなので安心だったのですが、胃ろうは夫だけで夫のように重度の人は初めてのようです。
長期の泊まりは、看護師さんの負担になってしまう事が見えてしまいます。
施設長さんは、長期でも良いと仰るのですが、実際介護するスタッフと今後も「駆け引き」が必要なのが苦痛になってきていました。

Yさんは「急に楽になった」というところですね。

私は、夫を精神病院に入院させて、離れた時の解放感や有り難さは経験済みなので、わかります。

時間は限られているので、有意義に過ごしたいですね。
らら
2018/01/16 13:04
ebosiさん
そう、障害年金は65歳を過ぎても遡って請求出来ることを教えていただきました。
2級に該当している事が大事な条件だという認識がなかったので、今重度だから変更されるだろう、と思っていたのです。
65歳未満ならそのチャンスもあるのですが、65歳を過ぎてからの請求では、その後に昇格されないのです。
3級では障害基礎年金はありません。
65歳前に必ず2級を取るよう、つくしの会でもお話しています。

そして、非課税。
そうなんですよね。
世帯全体なので、私がわずかに課税されていると非課税世帯にならないのですね。
厳しいですね。
お陰様で、経済的には何とかなるか、と呑気です。
特養は、ユニット式になってから高額になったと聞いています。
負担は大きいですよね。

「余力を残している位でいい」
と、私も思っています。
「ギリギリ」まで頑張る気持ちはありません。

ebosiさん
コメントに書いていただいてありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
らら
2018/01/16 13:43

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