652・ビニールシート越しの面会

7月31日(金)
7月も最後の日。
東京都の感染者数が増えて400人台になってしまいました。

面会は・・・・

やっぱり・・・
かなり感染に気を使っている様子。

まずは、
「マスク、お預かりします。」
と夫の分のマスクを丁重に透明シートに入れ、面会前に夫にマスクをさせたようです。

手洗い消毒の後「こちらの奥の席でお待ちください。」
と通されたのは、いつもの面会場所。

ですが、

テーブルの真ん中に、ビニールシートを張った手造りの衝立が取り付けられていました。

透明ビニールシート越しの面会です。

時間も15分に短縮になりました。


夫は、顎の固定のため黒いバンドをして、マスクをして現れました。

車椅子で、右手はクッションの上に置かれていました。

テーブルに向かい合って座って、ビニールシート越しに、目線は弱く合わせていました。

話しかけても反応は薄く、私が動くと目で追っていました。

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写真を撮りました。

夫は、マスクが嫌なのか眉間にシワを寄せ、口を動かしているように見えました。

マッサージができないのは、ガッカリです。
もう少し近くへ、と思ったのですが、二人きりといっても解放された場所ですし、できませんでした。

15分が経とうとする頃、夫の担当看護師さんが見えました。
夫の隣に立ち、私に話し始めると夫が、明らかにその声に反応して、顔をクシャクシャにしました。
目線は私の方を向いていましたが、「あらっ!私じゃないのね。」です。
日頃お世話になっている看護師さんの声がわかって、安心したのでしょう。
私も安心します。

「顎が外れやすいので、なるべく直しているが、すぐ外れる。
今日は、汚れる仕事が多くて、こういう日はできなくてごめんなさい。」
「口腔ケアを念入りにしていきたい」とのこと。

私も、「オーラルピース」のジェルとスプレーを用意していました。

「歯科衛生士さんからケアの方法を聞いて、介護スタッフにも伝えたい」
と看護師さんからの具体的なお話は有難いと思いました。

なんだか、あっさりとした面会でしたが、面会禁止ではなく良かったと思いました。
多くの特養や施設で面会を工夫しているようですので、たぶん周囲に足並みを揃えたのでしょう。


面会終了後、リハビリテーション課のOTさんと「個別機能訓練計画書」についてお話しました。
郵送で送られて来て、サインをして返送する物ですが、訂正箇所と聞いてみたいことがありましたので、前日に電話をして、面会後に改めてサインをすることになっていたのです。

書類の細かい箇所の間違いを指摘するのは、気が引けたのですが、前回に指摘した箇所の訂正がなされていなかったことと、実際に行われている個別機能訓練についても詳しく知りたいと思ったのです。

週1回程度、ベッドで「関節可動域訓練」をしているそうですが、夫の体は、腕も足も力が入って固くなっているそうです。
短時間では、夫が受け入れないのも無理ありません。
夫にも好みというか、相性があるようで、どうもこの若いOTさんを嫌がっているように見えます。
もちろん、そんな失礼なことは申し上げられません。
「週1回はお部屋に伺いたい」と気にかけてくださって感謝です。

「訪問マッサージを入れていただけないのか」
というお話も聞いていただけましたが、今は無理なようです。


OTさんに見送られたので、受付で次回の予約をするのを忘れてしまいました。

週1回の面会、来週も行きたいと思います。




651.顎が外れて、、、経過

7月22日
顎が外れた、と電話連絡を受けました。
「すでに、歯科医に連絡を取り、修復したがすぐ外れる。固定するバンドを購入したい。」
と特養の看護師さんからでした。

23日 面会
すぐ外れてしまう、と看護師さんからの説明。
特養の医師(内科)の診察を明日受ける、とのこと。

夫は、舌を動かし何か言いたそうにしてしていました。
下顎が少し前に出ている状態で、「顎が外れている」と見なければよくわからない程度でした。
唾液の呑み込みもでき、むせても咳き込みができる元気はありました。

27日(月)
特養の医師(内科医)の回診は、連休明けだったようです。
看護師さんから電話がありました。

『顎が外れやすくなっている。固定しても修復は難しいだろう。』
『顎のバンドは、歯科医と相談して購入する。』
という報告でした。

「痛がらないので大丈夫ですよ。」「ごっくんもできています。」
と不安がる私に看護師さんは言ってくださったので
「お世話になります。よろしくお願いします。」
と電話を切りました。


え・・・?????

22日「顎の固定は嫌がるかもしれないし、褥瘡の心配もある」と気にしていましたが、すぐにでも注文するようなお話だったのに・・・・
まだ、内科医に相談して、また歯科医と相談?
せっかちなあの歯科医の先生は、どう思うかしら?
「ネットで注文もできる」というお話もされていたのに・・・


「顎関節脱臼」と検索。
急性、習慣性、陳旧性に分けられる。
陳旧性は、修復してもすぐ外れるか、修復できない。
修復困難な場合・・・手術???
高齢者の手術例・・・
こういう症例は、大きな病院や大学病院。

レントゲンも、検査も手術も、もういいかな~~
いや、裏付けは必要?

どうして顎が外れるのか
どうして顎が外れたままではいけないのか。
どうして直せないのか。
手術以外の方法はないのか。

このままでいいのか・・・・
私がすべきことは??

「顎が外れた!」と記事を投稿したので、読者の皆様にもご心配おかけしているのではないかと思います。

コロナの影響で面会ができず、夫の状態を見ていなかったこと。マッサージもしていないこと。
だから、ではないのですが、もう少し早く気が付かなかったのか?と思ってしまいました。
気持ちが落ち着きません。


まずは、特養に電話をして、夫の状態やその後の経緯を看護師さんから聞いてみました。
明日の面会時間を減らされても困りますし、面会まで待てません。


「あの~~顎が外れたと伺って不安で~~~」と遠慮がちに伺ったつもりでしたが、
「もう1度、教えてください。」と途中で強い口調になってしまったのではないかと気を使いました。
でも、結果として、電話して良かったです。

違う看護師さんから、違った言葉でお話を伺うことができました。
『顎がすぐ外れるのは、靭帯が伸びて支えられなくなっているから』という医師からの話。
「口から食べたり、話をしたりするために手術という方法もありますが、様子をみましょう」という話。
バンドは歯科医の先生から間もなく届くそうです。
「口腔ケアを今まで以上に、しっかり行うよう」指示があったそうで、介護スタッフに伝えたそうです。

「お話伺って少し安心しました。よろしくお願いします。」
と電話を切りました。

ほんとうに、少し安心しました。
夫の顎が外れたのは、仕方のないことです。
特養では、できる限りのケアをしてくださっています。

緊急事態宣言でお子さんが休校になっても、リモート勤務になることもなく、人で不足の中変わりなく介護の仕事をしてくださっていたと思います。
感謝しています。
といいながら、「面会に行かれないから、見落とされたのではないか?」などと不満を持っていたなんて。

「痛がっていない」と強調されると、「表現できないだけではないか」と思うのも、もう止めます。

できるだけ穏やかに、穏やかな気持ちで、夫の現状を受け入れたいと思います。
ジタバタ、オロオロ、それも経験かな?とも思います。


明日は面会です。


650.顎が外れた!

7月22日
特養の看護師さんから電話です。

特養からの電話は、いつも「何かあったのでは?」と構えてしまいます。
看護師さんから直接の電話は、必ず医療関係の報告ですので、「何かあった」に間違いない。

そして、いつも思うのは、看護師さんの落ち着いた話し方です。
慌てないのが看護師さんなのだ、とそのプロ意識に感心します。

できるだけ冷静に聞こうとする自分の冷静さは、あまり好きではありません。

「○○さん、今日顎が外れましてね。」
と、話し始めました。

すぐに、歯科医が来て、入れたけれど、気になるのか動かしてまたすぐ外れ、繰り返したそうです。


今は外れていないけれど、関節が緩んで外れやすくなっているので、押さえるバンド?(名称は??)を購入したい。
こちらで用意しても良いか?という相談でした。

私は、まず「顎が外れると何がいけないのか」と素朴な疑問を持ち、聞くと
「唾液をうまく呑み込めなくて誤嚥する可能性がある。」との答え。

口から食べることができなくなっても、唾液の誤嚥の心配がありました。

固定するバンドに関しては、お願いしました。

電話を切ってから、すぐにネットで情報収集しました。

「顎関節脱臼治療装具」「顎バンテージ」「あご固定バンド」・・・・
通販で買えそうなので、電話で伝えました。
でも、サイズのことなどもあって、選んでいただいてお願いすることにしました。


23日
面会時間に看護師さんからお話を伺いました。
(面会の時間なのに・・・・)

ユニットの担当看護師さんでした。
また、顎が外れてしまったそうです。
後から、もうひとり今日の責任者の看護師さんが見えました。

主に、ユニットの担当看護師さんがお話されました。

明日、園医と相談して、装具を決めるそうです。

以前からだったのではないか、というお話もあり、そういえば口を開けていた時があったように思います。

バンドをすることが良いかどうかも、肌も弱いので褥瘡の心配もあるので、わからない。
と仰られ、夫にとってどうすることが良いのか考えてくださっていることがわかりました。

「若ければ手術になるのかもしれませんが・・・」
と、あまり楽観できない状態の様子。

「もう、苦痛を与えたくありません。」と私が気持ちを話すと、
「そうですね。」とお二人共、安心したように頷いていました。


夫は、処置の時、嫌がって手で払いのけようとしたそうです。
「良かったね。嫌だって言えたのね。」と夫の方を向いて話しかけました。
面会時間です。

「遠くからお話してすみませんでした。」と看護師さんは、2m以上離れた所からのお話でした。

「いえ、そうしていただいた方が安心です。私も気を付けます。この面会も少し心配です。」
と、夫に触れながらお話すると、
なんと、
「こういうふうに面会しているなんて知らなかった」と仰ったのにはびっくりでした。

「でも、嬉しいです。感謝しています。」と笑顔でお礼をいいました。

面会時間が残り僅かでした。

夫の顔面のこめかみから耳の横付近をマッサージすると、開いていた口が動きました。
何かいいたそうに、舌を動かしました。
刺激で唾液が出たのか、むせるような咳き込みがありました。
「あー」と声というより音が出ました。
「痛いの?」と聞いても返事はないけれど、何かいいたそうに口が動くので
「うん、うん、そうなの」と聞いてあげました。


「すいません。時間です。」とケアマネさんが来られても、
夫の無言のおしゃべりは続いていました。

ただ、下顎が外れて、前へ出ている感じで、それを訴えているように見えてしまいました。
ケアマネさんに、良く診ていただけるようお願いしました。
爪も伸びていたので、たぶんスタッフはご存じかと思いながらも、切っていただくようお願いしました。

短い面会時間で、やっと夫が何か言いたそうにしているのがわかったのに残念でした。

週1回20分間の面会時間。

来週の予約をしました。

顎が外れても、痛くないのか、平気な顔なのが救いです。
平穏でありますように!



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649.心身障害者医療費助成制度の更新手続き

心身障害者医療費助成制度(マル障)の更新手続きのお知らせ が届いていました。
15日の面会の時、メールボックスを確認すると空っぽでしたが、数日後自宅へ特養から郵送されました。
ご丁寧に送り状の文書も入って、コロナの影響で職員は、こういう仕事も増えていることでしょう。
東京都の心身障害者医療費助成制度が精神障害でも受けられるようになったのは、確か平成30年からだったかと??
過去のブログで調べました。
平成31年1月1日から適応でした。
65歳未満の障害者に対して医療費を助成する制度ですが、制度の移行条件で申請期間内なら65歳以上でも受け付ける、というので喜んで申請しました。
現在は、65歳未満、精神障害1級という条件があります。
記録は大事です。
毎年、更新手続きをしていたのか?記録も記憶もありません。
今回は、
「あなたが現在お持ちの心身障害者医療費助成制度の受給資格証は、令和2年8月31日で有効期限が切れるため更新手続きが必要です。」
令和2年8月3日まで
と、郵送用の封筒も同封されていました。
いつも思うこと、当たり前のことなのかもしれませんが、
制度を利用するためには、申請をしなければなりません。
「更新申請をされないと助成をすることができません」
と丁寧に書かれています。
もちろん、すぐに申請します。
郵送ですので簡単です。
現況届は印字されていますので、住所、氏名 捺印だけで済みました。
医療費の助成制度は、経済的負担も少なくなって、有難いです。

648.久しぶりの面会

7月15日 16時30分~ 
夫の特養で、久しぶりの面会でした。
事前に申し込み予約が必要。
週1回。土日は月1回。
1日4組 人数は2名
15時から17時まで
約20分の面会
入り口で、健康チェック表と体温測定。
手洗い消毒後、制限された場所で待機。
時間より早く到着してしまいましたので、車の中で時間になるのを待ちました。
たぶん、前の面会者と思われる2名の方が出てこられたので、受付へ向かいました。
面会用に「つどいの間」という大きな部屋は、可動式の壁で仕切られていました。
キッチン付きのカフェスタンドもあって、「○○カフェ」とか何かできそうなスペース。
「つくしの会」では開催場所に困っていましたが、地域の会ならここも利用できる。。。
そんなことを考えていると、夫がいつものケアマネさんに車椅子を押していただいて登場!
「ごゆっくり」
と、やっと面会ができました。
利用者のマスクも、家族が用意することになっていましたので、夫にマスクをしました。
嫌でも、払いのけることもできなくなったようです。
眉間にシワを寄せて、嫌だという意思表示はありました。
「嫌でも決まりなのよぉ」と、よほど嫌がったら外そうかとも思いました。
「いったい何なの?」といった顔で、ずーっと、じいっと私の顔を見ていました。
スマホのYouTubeで音楽を聴かせても、びっくりしたような顔をするだけで以前のような反応は見られませんでした。
久しぶりですし、大きな音にもできない(お隣は会議中でした)ので仕方ないです。
音楽を聴きながら、夫の固くなった右手、肩から腕、指、とマッサージを続けました。
左手も足も、首も、とやりたかったのですが、右手に集中していると、時間になってしまいました。
ケアマネさんが現れて「時間です。」と。
「だいぶ固くなってしまっているようですが、訪問マッサージは、まだ入っていただけないのでしょうか?」
と聞きましたが、
「はい。まだ部外者をお部屋に入れることはしていません。」と。
口腔ケアも別室で行っている、とのこと。
時間もありましたので、ケアマネさんへの交渉はせず、少し様子を見て、相談員さんにお願いしてみようと思いました。
夫は、散髪もしてもらって、さっぱりとして、顔色もよくつやつやと肌の調子も良さそうでした。
夫は特養で守られています。
スタッフは、大変な思いをされているのではないかと思います。
感謝しています。
面会できて、良かったです。
できるだけ面会に来よう!とすぐに来週の予約をしました。

647.前頭側頭葉変性症つくしの会7月定例会

記事の投稿が遅くなってしましました。
7月9日(木)
前頭側頭葉変性症つくしの会の定例会が開催されました。
2月以来の定例会でした。
10名の参加でした。
ほんとうに久しぶり。
Zoomやラインのビデオ通話とは、やっぱり違います。
会ってお話できて、笑顔が見られて、ほんとうに良かったです。
開催までには、不安もいろいろありました。
会場は、公共施設が使えるようになったので一安心です。
広い会議室でソーシャルデイスタンスも、ゆとりでした。
良かったです。
「待っていました」といって遠くからの参加の方も。
涙を浮かべられる方も。
「お話したかった」と。
前頭側頭葉変性症の独特の症状は、専門家といわれる方にも理解されなくて、家族は悩みを抱え込んでいることが珍しくありません。
「仲間がいますよ。お話聞かせて。」
と、お伝えしたいと思っています。
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646.新潟へ行ってきました。

もう、今日から7月です。

先週27日㈯から昨日30日㈫まで、3泊4日で新潟の実家へ行ってきました。

電車に乗ったのは、4か月ぶりです。
行きは、「むさしの号」を利用して、大宮から新幹線に乗りました。
空いていて早いコースですが、普通ですと、大宮からの自由席は満席になります。

今回は、予想通り、ガラガラでした。

山形に住む兄が、今回都合をつけて実家へ行くというので、久しぶりに、きょうだい3人顔を合わせました。
3月弟の子(甥)の結婚式以来です。
兄も弟も仕事があって、滅多に3人揃いません。
「あの結婚式は、良かったね。」
と、話題になります。
コロナウィルス感染拡大の時期、結婚式は延期か、キャンセルかと思っていましたが、そのような話もなく、3月22日決行でした。
新潟で危機感が薄かったからできたのかもしれません。
思い出に残る素晴らしい結婚式になりました。

その結婚式以来の新潟でした。

兄は、土日で帰りましたが、母の園芸の買い物に付き合ったり、有意義な時間でした。
母の暮らしや老後?についても話できました。

母からは、
「今の一人暮らしが自由で楽しい。」
「ひとりで死んでいても、孤独死なんかではなく、幸せだったと思って欲しい。」
「きょうだい仲良く、後始末をして欲しい。」等など
いろいろ、気持ちを言葉で聞くことができました。

90歳の母の一人暮らしは心配ですが、弟が近くに住んでいるので助かっています。

今回は、少し時間があったので、近くに住む高校時代の友人にも会いました。
会うといっても、「東京から」なので、屋外で少しおしゃべりをしただけでした。

友人は、独身で94歳のお母さんを介護しています。
介護の話が中心でした。


東京の人と接触すると、介護施設で受け入れてもらえない、というような記事をどこかで読みましたが、私の母も病院の受診ができなかったそうです。
「歯医者に行く」というので、一緒に実家を出て途中駅で別れたのですが、
病院で「東京方面の人と接触がありましたか」という質問に正直に「はい」と答えると予約してあったのに断られ、次の予約は9月になってしまったそうです。
定期的な歯科検診なので急病ではありませんが、残念です。


帰りは、東京駅経由でしたので、家に帰るとすぐシャワーを浴び、着ていたものの洗濯をしました。

新潟の佐渡産甘海老、黒崎の枝豆、庭のキュウリを娘宅に届け、一緒に食事をしました。

孫は4人並んで、キュウリの丸かじりの写真を撮って、母にラインで送りました。
返事がすぐに来たので、ビデオ通話もできました。

結婚記念日でした。