567.退院延期

入院は、1週間の予定でした。
連休中の退院は、無いと思っていたら
「30日の検査結果で2日の退院になってもいいですか」
と聞かれました。

特養の相談員さんに連絡して、2日11時なら迎えに来てくださるというお返事もいただいていました。

ところが、
30日 病院へ行って見ますと
夫の口が、血で汚れていました。
出血の後のようです。
昨夜、38度の熱があって、37度に下がっているとの報告。

口を綺麗にしていただいて、先生のお話を伺いに
口腔外科外来診察室へ行きました。

コンピューターで、入院時と今日の血液検査結果を比較して説明していただきました。

CRPが、まだそれ程下がっていない。
抗生剤の影響か肝機能の数値が良くない。

今後、抗生剤を止めて様子を見る。

ということで2日の退院は、延期です。

連休明けの7日に、血液検査をして、その結果によって退院予定を決めるそうです。

エリキュース(血液サラサラの薬)を再開して服用している、と看護師さんから聞いていましたので、「止めたい」とお話しました。
口腔外科の先生ですので、「その場合、どの先生にご相談すればいいですか?循環器ですか?」とコンピューターでデータを調べながら聞かれました。
エリキュースは前回の入院時の検査で血栓が見つかってからです。
「神経内科の先生です。」
「わかりました。」


その日から、暫く「休止」になりました。
「完全に傷が治ってから再開」と口腔外科の先生から、この後聞きました。

この後の「出血騒動」の後の話でしたので、
「服用を今後止められないか」
という話は、後にしよう、と口にしませんでした。


口腔外科の先生の診察の時は、少し出血が見られる程度でした。

その後、夕方、ちょうど私が病室から離れていた時にも、夫の診察に来てくださって、その時も出血は止まっていたそうです。

その直後からだと思います。

出血が止まらなくなりました。

ガーゼで圧迫止血をしても、すぐに出血して溢れる程です。
夫は、飲み込みも吐き出しもできないので、溺れそう
ナースコールで看護師さんを呼んで吸引。

ガーゼを分厚くして押さえても、
10分経たずに、溢れだして、吸引。

たくさん血が、血の塊も吸引されました。
ちょうど、看護師さんも忙しい時間です。

夜勤の看護師さんに引き継がれていました。

止血と15分毎の吸引。

緊急時に慌てないのが看護師さんです。

かなり慌てている声が聞こえていました。

若い看護師さんの多い病院です。
重症患者が殆んどの病棟です。
ナースコールも多いようです。
いろいろ指示が聞こえました。

担当看護師さんは、口腔外科の先生と連絡を取っていました。

私は、夫のガーゼを押さえたり「もう限界です」と吸引をお願いしたり。
看護師さんの困っている様子に
「私、差し支えなかったら、夜、付き添いますよ」
「いえいえ、それは管理上できないんです。」
でも、結局は、面会時間の19時を過ぎても出される事はありませんでした。

入院した時と同じか、それ以上の出血の状態でした。
これは、外科的な処置が必要、と私にもわかります。
夜勤の看護師さんだけでは無理です。

1時間、ガーゼで様子を見るよう先生から指示があったのは、先生に連絡してから1時間後の応答でした。

それでも、その指示で看護師さんも夫も少しは落ち着いたように見えました。

口腔外科の先生が処置道具を持って来られたのは、夜8時は過ぎていたと思います。

私は、夫の左手を握って動かないようにしていました。
部屋から出される事もなく、処置の説明もしてくださって、「見ますか?」と口の中を照らして見せてくださいました。
若い女性のお医者さん、とても落ち着いていて、さすがです。

説明は、ゆっくり丁寧でしたが、私には再現できません。
切って縫って綺麗に洗浄されていました。


入院した時と同じように、「ひと安心」です。


夫も、安心して眠ったように見えました。


すっかり後回しになっていたオムツ交換をお願いして、汚れたズボンを受け取ってから帰りました。



平成最後の日でした。




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